墓場鬼太郎 第3話

予想以上に上手いぞ「中川翔子」。
好きこそものの上手なれ、とは言うが、あやつのオタクっぷりは筋金入りで、絵も素人裸足
だし(勿論プロには及ぶべくもないが)歌の方もかなりしっかりしている。
5歳の時に父親に「これを読まないと大人になれない」と言われ「ゲゲゲの鬼太郎」と「赤んぼ
少女」を読まされただけの事はある。
しかし、「ゲゲゲの鬼太郎」はともかく、「赤んぼ少女」はホンマに怖いが。
5歳の娘に読ませる作品でない事だけは確かだな。
それはともかく、墓場鬼太郎、徐々に「おどろおどろしさ」が弱まっていく作風が心配である。
ここらで、いっちょ無茶怖い話を作っておいた方が良いと思うのだが。
時折見せるギャグっぽい描写は、名人「野沢雅子」の演技ですばらしい物になっているが
めっちゃ怖いわ、と言う話も作っておいた方が良いだろう。
白黒時代のアニメで、非常に好きなエピソードに「水虎」の話があるが、ちょっと悲しく、かなり
恐ろしい話なんて言うのは、鬼太郎の世界に合っている。
そう言う話の場合、鬼太郎が傍観者になってしまう恐れもあるが、そこはシナリオ作家の
腕の見せ所である。
ここ最近アニメを真剣に見る機会が減っているのだが、それはシナリオの甘さにもその原因
がある。
どこかに、「子供向け」の意識が残っているのはしょうがないにしても、もう少し練り込んだ
物語があったって良いだろう。
気軽に見る事が出来るアニメも好きだが、そればかりだと消化不良になるので、たまには
「非常に重い」作品も見てみたい。
今回の鬼太郎は、「重く」見えて、実はそうではない。
案外軽い作風で、それ故、観終わった後に残る部分が少ないのである。
物語全体を通しての「ダイジェスト版」のような展開が、弱くなっている原因だろうか。
そこら辺はよく分からないが、もう少し「怖い」鬼太郎を期待する。
それは、非常に身勝手と分かっていても、それがファンという物であろう。

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